【書評】英語力・知識ゼロから始める! 【エル式】 米国株投資で1億円
今更ながらブログを始めました。よろしくお願いいたします。
さて初回の記事はエルさんが初出版された本の書評となります。
・【L】米国株投資実践日記 | 2019年アーリーリタイア。米国個別株・インデックスファンドなどで資産運用する専業投資家のブログ
彼とは今月上旬に熊本であった忘年会で初めてお会いして、いろいろとお話しましたが、めちゃくちゃ株式について詳しく、勉強になりました。
忘年会の後に興味が出てきて購入することに。
最近は収納スペースの関係で、殆どKindle版ですが。
目次は以下の通りです。
プロローグ
- 米国株が最強の理由
- 今さら聞けない米国株投資の超基本Q&A
- エル式米国株選びの6つのポイント
- 目的別米国株投資の最強ケーススタディ6選
- エル流早期リタイア成功4つの条件
おわりに
株式投資未経験者の方は1から順番に読んでいき、米国株投資の経験者は3から読んでいただいてもOKとのスタンスです。
私は米国株投資の経験者ですが、最初から読むことに。
このSTEP1に限らず、全体としては細かいデータをふんだんに用いて、米国株が有利な9個の事実を示しています。
行動経済学を混ぜて「ホームカントリーバイアス」も出てくるとは…さすがです。
投資は感情よりも将来の成長性や収益率を最優先させるべきだと私は考えますから、上記2点が米国株並みであれば国内でもアリだと思います。
とはいえ、収益性は桁違いなので米国株は第一手段だと考えます。
2では、上記でも書いた通り株式投資未経験者でも始められるように、買い方や最小投資額や為替リスクの考え方が書いてあります。
米国株の信用取引が日本の証券会社では不可というのは、この本で初めて知りました。(そもそも私は優待クロス以外で信用取引を使ったことがありませんが…)
一番収穫になったのは、米国株のバックテストをサクッとできるサイトが書かれていたことです!
アクセスしてみたら…めちゃくちゃ使いやすいじゃないですか!(今まで知らなかったのを後悔…)
上記は以前保有してたポートフォリオを入れてバックテストをしてました(全部当てられますか?)
しかも、ETFまで対応してて、ETF同士や個別株との比較までできるではありませんか!素晴らしい!
これからも使わせていただきたいと思います。
3に関しては、選ぶべき銘柄の基準が6点記載されています。増配実績や営業キャッシュフローに関しても記載されており、私が選んでいた銘柄も同じ財務指標で選んでいたので、とても納得のいくものでした。
4は年代・目標金額等に応じて、バンガード・インベスコ・iシェアーズのETFの比率をどのように買うのかレクチャーされていました。
ページ数の都合でしょうが、投資信託が出てないのは少し気になりました。
個人的にはETFと同インデックスで、分配金が出さず、ETF比で+10%以内の信託報酬であれば投資信託の方が良いと考えてて、理由は以下です。
- 分配金再投資を勝手にしてくれて、真のほったらかし投資が可能
- NISA枠を使う場合は、再投資の際にNISA枠が減らない
- 外国税額控除が不要
このステップの最後に、1000万を10年で1億にするエル流の株式10銘柄と、その説明が書いてありました。
ネタバレになるので詳細は伏せますが、私が目を付けてなかった銘柄が多数で、私が持ってる1銘柄が含まれてました。
それらの銘柄を調べてみると、流石の収益率だな、ってところでした。
5は早期リタイアする4つの条件や、早期リタイアで得たもの・失ったものが書いてあり、早期リタイアしたい人には有益な情報です。
私は早期リタイアについては実際に行う予定は全く考えていませんが、いざという時にリタイアできるという手段は大きいかと思います。
お金が足りることは当然ですが、退職によって社会との繋がりが薄くなってしまうのを、どのように埋め合わせするのかが大事ですね。
このステップの最後に、エルさんが保有している米国株44銘柄と比率が書かれていました。
44銘柄って結構多くて管理できるのが凄いなぁ…というのが第一印象でした(私はせいぜい投資信託込みで15銘柄でしたので)。
書評とはあまり関係ありませんが、私の来年からの新NISAの投資方針としては、成長投資枠をNASDAQ 100,つみたて投資枠をS&P500に連動する投資信託で埋めようと考えています。
生涯投資枠を使い切ったら…個別株でもやりましょうかね?
最後までお読みいただきありがとうございました。
英語力・知識ゼロから始める! 【エル式】 米国株投資で1億